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zoom RSS 米テキサスの死刑囚、執行直前に停止命令

<<   作成日時 : 2014/05/14 20:52   >>

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おおっ。でも、何故でしょう。
ロバート・ジェームズ・キャンベル(Robert James Campbell)
死刑囚の刑の執行は13日午後6時(日本時間14日午前8時)に
行われる予定だった。しかし、テキサス州控訴裁はその直前になり、
キャンベル死刑囚に知的障害がある可能性について
再度調べる必要があるとの判断を下した。

なるほど。
実は、「知的障害者に対する死刑は、
アメリカ合衆国憲法修正第8条が禁止する
『残虐で異常な刑罰』に当たる」という、
アメリカ連邦最高裁の判例があるのです。
Atkins v. Virginia - 536lU.S. 304 (2002)
https://supreme.justia.com/cases/federal/us/536/304/case.html
もしキャンベル死刑囚が本当に知的障害者てあるなら、
彼に対する死刑執行はこのアトキンス事件の判例に違反しますので、
本当にキャンベル死刑囚が知的障害者なのかどうか調べるために、
テキサス州控訴裁は執行停止を命令したのでしょう。
キャンベル死刑囚は1991年に起きた
アレクサンドラ・レンドン(Alexandra Rendon)さん殺害事件の裁判で
死刑が確定していた。裁判所の文書によれば、
当時18歳になったばかりだった同死刑囚は友人と共にレンドンさんを
ガソリンスタンドから人気のない場所に連れて行き、
背後から銃で撃ち殺したとされる。

キャンベル死刑囚は事件当時18歳になったばかりだったのですか。
もし18歳未満でしたら、テキサス州は彼の死刑を執行することが
できなかったでしょう。なぜなら、ローパー対シモンズ事件判決で
アメリカ連邦最高裁は、18歳未満の者に対する死刑を
アメリカ合衆国憲法修正第8条が禁止する
「残虐で異常な刑罰」に当たると判断していたからです。
Roper v. Simmons, 543 U.S. 551 (2005)
それはともかく、もしキャンベル死刑囚が本当に知的障害者ならば、
友人から全面的または部分的に責任をなすりつけられた可能性は
ないのでしょうか?

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森 達也

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