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zoom RSS 米アリゾナ州、死刑執行の「失敗」を否定

<<   作成日時 : 2014/07/26 06:50   >>

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失敗を認めないのは、日本政府に限らず、
米アリゾナ州政府もそうなのですね。
刑が執行されたのは、
交際相手の女性とその父親を射殺したとして
1989年に死刑が確定した
ジョセフ・ウッド(Joseph Wood)死刑囚(55)。
あまり使用されていない混合薬物が投与され、
2時間近くにわたって荒い呼吸を続けた後に死亡した。

2時間近くにわたって荒い呼吸を続けた後にやっと死んだのでは、
明らかに失敗です。
そして、アメリカ合衆国憲法修正第8条が禁止する
「残虐で異常な刑罰」に当たるという主張がなされそうです。
http://aboutusa.japan.usembassy.gov/j/jusaj-constitution-amendment.html
http://www.usconstitution.net/xconst_Am8.html

それにしても、薬物投与による死刑執行は、
失敗率が高いように思えます。
4月29日に、オクラホマ州でも、
「死刑執行の薬物注射に失敗したた
め刑の執行中止が命じられたが、
死刑囚は苦しみながら約40分後に
心臓発作で死亡した。」というニュースが報じられました。
http://67860051.at.webry.info/201404/article_27.html

米国の刑執行において
死刑囚が死亡するまでの時間は10分。
しかし、各州当局が従来の薬物の不足への
対応に苦慮する中、
通常かかる時間より大幅に長く死刑囚が生存する事例は、
今年に入って3例目となっている

これではアメリカで、「薬物注射による死刑は止めよう」
という議論が起こっても不思議ではありません。

批判が殺到する中、アリゾナ州当局者は24日、
長引いた刑執行中にウッド死刑囚が苦しむことはなかったと反論した。

 アリゾナ州矯正局のチャールズ・ライアン(Charles Ryan)局長は
声明で、アリゾナ州のジャン・ブルワー(Jan Brewer)知事の命じた
調査の結果、薬物投与による刑の執行中、
ウッド死刑囚は意識がなく苦しんでいなかったことが示されたと述べた。

本当でしょうか? それに意識がなければいいというものではないとも
思います。もし死刑を存置したいのならば、
死刑は死刑囚をなるべく早く死なせるように工夫されるべきです。
なぜなら、死刑囚を死なせることが、
死刑という刑の内容なのですから。

ライアン局長によると、アリゾナ州司法長官は、
ウッド死刑囚の事例の調査が終了するまで死刑の執行を禁止した。

これはアメリカのいいところです。なぜなら、問題が発生したら、
問題の原因を徹底的に解明するとともに、
その間は問題の発生した事柄を止めるのが筋だからです。
原発がメルトダウンして、この原因究明も終わっていないのに、
原発を再稼働させようとしている日本の安倍政権とは大違いです。
恥ずかしくてたまりません。


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